スペリオルラスターの3戦目がありました。
京都芝1800の未勝利戦。騎手岩田
須貝先生は、お膳立てはすべて揃えてくれました。
黄色の9番
京都5R 3歳未勝利・芝1800m 5着
岩田騎手は「レース前に出来るだけ好位で競馬をするように指示を受けていました。ゲートの出も悪くなかったし、もう少しスッと前目に取り付けると思いましたが、意外に行き脚が付きませんでした。人気馬もマークする形になりましたし、無理する必要もないと思ったので、下りを使って上がって行こうと思いました。いざスピードを付けようと思ったのですが、馬が下りを気にしてスピードに乗り切れなかった分、位置取りも後方になってしまいました。直線はじりじり脚を使っていましたが、さすがにあの位置からでは厳しかったですね。前半追っ付けて前に取り付けていれば、もう少しやれていたと思うだけに、申し訳ありませんでした」と話していました。
結果が5着でした。
スタートはまずまずも、中段あたりにつけます。
そのまま進み、コーナーに入ってもまだ後方。
そこから、追い出すも直線入るところで他馬と接触し弾かれる。
態勢整えて直線追うもじわじわとしか伸びずに5着まで。
この馬は現時点では、ものすごい切れる脚はないので、前目につけてほしかったです。
先生もそういう指示だったようですが、ジョッキーの反省にもあるように徹底できなかったようですね。
これでも、毎回騎手が変わって固定できていない弊害かと思います。
一口馬主を始めて1頭をずっと応援し続けることでわかったことがあります。
愛馬が負けると誰しも原因を探ります。
距離が合わなかった。
ダートではなく芝馬だ、逆に芝ではなくダートが得意そうだ。
馬場が荒れてて合わなかった。
この競馬場が向かない。
展開が向かなかった。
調子が悪かった、走る気持ちにならなかった
騎手の乗り方が合わなかった。
様々な敗因を考えそうだと思いこむのです。
そうじゃなきゃ困るからです。
なぜなら、そうじゃないと、この馬の実力不足という1番怖い現実に直面するからです。
前走、5着と敗れたスペリオルラスターの敗因を馬場だと言いました。
関係者や出資者もみんなそうだと思いました。
しかし、今回京都の馬場は良かったです。
もう一つの敗因だと思われていた最後の坂もありません。
この敗因され無ければという要因が一つ一つ潰されていく恐怖。
この馬に限らず一口馬主をするようになって出資馬が負けるたび、条件を変えて出走するたびにその恐怖が出てきました。
敗因がこれじゃなかったという結果が出るたびに、実力不足という現実が迫ってくるのです。
もちろん、ラスターはまだそんな段階ではありません。
ただ、現時点ではクラシック級でもないという現実は受け入れなければなりません。
まずは勝ち上がることが目標になりました。
そして、力を付けていけば菊花賞には間に合う可能性はまだあります。
・前目でレースができれば勝負になる。
・もう少し距離が伸びたほうがいいかもしれない。
・ハーツ産駒なので成長力があり、晩成タイプかもしれない。
今の望みはこのあたりでしょうか。
逆に言えば次走、前目につけて2200あたりに出て負けるともっと追い込まれていくでしょう。
ラスターは本当に頑張っています。
3戦続戦したのでクラシックは諦めて少し休むほうがいいかもしれません。
兄のラストインパクトはティープにしては切れる馬ではありませんでした。
しかし、ここにきて本格化し切れ味もでてきました。
この血統は晩成でどちらかといえば長距離向きだというのは事実だと思います。
血統面も馬体面も厩舎その他の環境面もこの馬が走らないはずがないという思いは変わりません。
この馬が走らないようではもう一口馬主をしていく自信もないというくらいの強い気持ちがあります。
ただ、現時点の力不足は認め、将来性に賭ける戦略へ変更を決断する時期が近づいている気がします。
うまくいけば3歳の菊花賞、4歳で天皇賞春、5歳で有馬記念そんな馬になってくれる展望を持ちたいです。
- 関連記事
-
スポンサーサイト