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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

シルク最強世代のG1馬四天王のこの時期の近況はどうだったのか?

昨日の近況ランキングは好評でたくさんの拍手ありがとうございます。
今後も時間があればそちらもたまにやってみたいと思います。

近況ランキングとは、近況の文面と実際の活躍には相関関係があるのかを調べることが目的の一つでした。
つまり、良い近況の馬は実際に活躍するのか?
それとも、そんなのはあまり関係ないのか。
出資者にとって唯一の情報である近況で愛馬が褒めてあれば当然うれしいことです。
ただ、その文面に対して意味がないのであれば喜びも無駄になります。
余裕がある、乗り味が良い、素質を感じるなどなど魅力的なフレーズの出た馬がはたしてその通り活躍するのかどうか?
今後も調べていきたいと思っています。

そこで今日は、シルクで現在活躍中の名馬たちのこの時期の近況を見てみたいと思います。
昨日の記事で、現2歳たちの上位の馬たちの近況を載せてあります。
それと比較してみると面白いと思います。

・アーモンドアイ

2017.02.02 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本、残りの日は周回コースでハロン20~22秒のキャンター2,400m

担当者「この中間も乗り運動を継続しています。馴致から休まず乗り込まれてきていたので、少し疲れがあり先月はペースを維持して調教していました。年末年始にリフレッシュしたことにより、現在は体調が良くなり毛ヅヤも回復しています。坂路コースでの走りは、まだ体を持て余しているので、じっくりとフォームを固めていきたいですね。背丈が大きくなってきたのと体調面からペースを維持していましたが、現在は、調教しつつも馬体重が増えてきたように体調のバイオリズムが上がってきたので、これから調教量を増やしていけそうです。精神面は、少し気持ちが入るところを見せ始めてきたので、気持ちが入りすぎないようリラックスして走らせるように注意しています。上手に気持ちのコントロールをしていきながら、今後の調教を進めていきます」馬体重458㎏


現役最強牝馬ですが、この時期はハロン16でした。
全部同じ5歳世代なので書いておきますが、3年前はまだ募集時期が遅かったので調教の開始時期も遅かったのです。
なので現在の2歳馬と単純比較はできません。
ただ、レース体系はほぼ変わっていないわけで、この時期にこの内容でもクラシックには十分間に合うということではあります。
文面を見ても、特に最強馬になる素振りは感じられません。
強いワードもないので、この時期はまだそこまでではなかったのかもしれませんね。


・ブラストワンピース

2017.02.02 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週1回屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター2本、週2回周回コースでハロン25秒のキャンター2,500mの後、坂路コースでハロン17秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間、予定通りペース・調教量ともに上げて乗り運動を行っています。相変わらず素直で人の指示に対しての反応が速く調教しやすいです。馬房では元気一杯な面がありますが、調教時には切り替わって、しっかりと前向きに走るという珍しいタイプの性格です。精神面だけでなく、現時点で脚元・体調面にも問題がなく毛ヅヤも良好です。どちらかというと500kg近くになりパワータイプに成長してきていますね。坂路での動きもステップミスもなく、力強く最後まで真っ直ぐ登坂できています背中の感触も安定感があり、大きなキャンターで動けているので、更なるペースアップにも対応できそうです。今後は、坂路2本をメインメニューにして、疲労を蓄積しないよう注意しながらペースを上げていきたいと思います」馬体重496㎏


有馬記念や先日も重賞を制した馬ですが、こちらもハロン17までですね。
ただ、文面はアーモンドアイよりは良いフレーズは多いです。
パワーワードこそありませんが、褒める内容が多く素質を感じさせますね。
この馬はこの時期まだ売れ残っていたので、販促もあるかもしれませんが、この近況なら買いたくなりますね。
なぜ、買わなかったのか後悔してしまいます。


・インディチャンプ

2017.02.02 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週4回周回コースでハロン24~25秒のキャンター3,200m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き、順調に周回コースでの乗り込みを中心に調教を進めています。調教時の動きは、先月から比べるとだいぶ体力が付いてきたようで、フォームもしっかりとまとまって走れています。ハミ受けも特に問題なく、ここまで進めてみた感じだとかなり乗りやすい馬だなという印象です。馬体の感じは、少しずつ冬毛が抜けてきており、徐々に見映えのするようになってきました。精神面もそこまでしんどいメニューを行っていないので落ち着いていますし、脚元も問題ありませんよ。今後はもう少し周回コースで乗り込んでから坂路入りを目指していきます。歩様の方は今のところ安定していますが、この先も注意しながら進めていきます」432㎏


去年のマイル王ですが、実はこの時期まだまともに調教すらできていませんでした。
トモに問題があり調教開始が遅れていたんですね。
実際デビューも年末と遅かったのはしょうがないですね。
それでもG1を2勝するまでになるわけですから、晩成タイプでもあったんだと思います。
こうやって出遅れても力があればここまでの馬になれるので、今遅れ気味の2歳馬もまだまだ大丈夫ですね。


・グローリーヴェイズ

2017.02.02 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター2本、週2~3回周回コースでハロン25秒のキャンター2,500m、他の日は軽めの調整

担当者「引き続き周回コースと坂路を併用した調教を行っていますが、ハロン17秒ペースの調教に慣れてきましたね。体重は減りませんが増えもしませんし、もう少し力強さが欲しいところなのですが、トモの使い方はだいぶ改善されて理想的なフォームに一歩ずつ近づいてきていると思います。体の使い方がよくなったことで以前と比較すれば走っている時にフラフラするのもなくなってきました。今後も様子を見ながらペースアップするタイミングを図っていきたいと思います」馬体重436kg


こちらもハロン17までですね。
文面も目立ちません。
小さめの馬体だったこともあり、ゆっくり育成しているように思います。
実際、デビューも遅く年末でした。
それでも海外G1制覇をするまでになりました。


どうですか?
昨日の2歳馬たちと比較してもだいぶ遅いですよね。
現2歳馬はハロン15にいってる馬だけでも20頭以上いますからね。
育成が明らかに早まってるのはもちろんですが、この時期にこれくらいの馬でも問題ないとも言えます。
現2歳馬にもまだハロン16や17の馬はたくさんいます。
早期デビューは厳しいかもしれませんが、力さえあればG1馬にはなれますね。
特にインディチャンプなんてこんなに遅れていたのは意外でしたね。

また、1番気になったのは、将来のG1馬たちの近況のわりにかなり地味だったということです。
ものすごい素質を感じるといったようなフレーズが全くないのです。
唯一ブラストが多少良さそうなことが書かれているくらいで、あとは通常のフレーズばかりでしたね。
これを見てしまうと近況のコメントの信頼性もちょっと気になりますよね。
まぁ、ちょっと興味深い内容だったので面白かったですね。


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ランキング等関係ありませんが、今後の参考、励みにさせていただきます。
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[ 2020/02/04 20:15 ] シルクホースクラブ | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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