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まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルク、キャロット、広尾のホームページ情報の転載許可を受けております。

ポレンティアがG3フラワーカップを勝つ14個の理由

明日、ポレンティアがG3フラワーカップに挑戦します。
そこで、恒例企画の出資者として応援もこめてポレンティアが勝つ理由を示していきます。
あくまでも出資者として応援するための記事であり、都合の良い話の部分もありますがそれをご理解いただいた上で読んでいただけたらと思います。
前回のフェアリーS時とかぶる内容も多いですが、同じ馬なのでしょうがないのでご了承願います。

1、新馬戦で見せた能力
この馬はまだ2戦しかしていませんので、その2戦の走りを見ていきましょう。
まずは新馬戦ですが、スタートから前目につけ、2番手で進みます。
4コーナーで先頭に並ぶとあっさり抜け出して直線突き放しての快勝でした。
2着だったエピファレーヌはその後勝ちあがっております。
それ以外の馬の成績はぱっとしませんが、勝ちっぷりに意味があり強い内容でした。
初戦からこの馬のポテンシャルを示したレースだったと思います。


2、重賞フェアリーSでの3着
約5ヶ月ぶりに出走したのは重賞のフェアリーSでした。
久々なこともあり、状態もまだトモのバランスが悪いなどのコメントもありました。
それでも調教はなかなか良く、新馬戦の勝ちっぷりから5番人気に支持されました。
ただ、スタートで出遅れてしまい、すぐに前に取り付きましたがそこで脚を多少使ってしまいましたね。
最後は追い込んできての3着は立派だったと思います。
久々、出遅れ、成長途上など色々な面を加味してもいきなり重賞で3着という結果は力を示したと言えるでしょう。


3、フェアリーSの評価
いくら3着にきたと言ってもそのレースのレベルが低ければ価値は高くないでしょう。
このレースレベルを、その後の上位馬の走りや指数でチェックしてみます。
まず、勝ち馬スマイルカナは次走チューリップ賞で0,5差の7着に負けました。
ただ、この馬は逃げてこその馬だと思いますが、今回は強い逃げ馬のレシステンシアのと競合を避けたレースであり本来の実力ではなかったと思います。
4着だったシャインガーネットが次走で牡馬に混ざってファルコンSに出走し重賞制覇をしました。
ポレンティアが頭差で競り落とした相手が重賞を勝ったというのは大きな材料ですね。
netkeibaの指数的にもフェアリーSの勝ち馬は101、チューリップ賞の勝ち馬が103と大差はなくレベルが低かったとは思えません。
よって、フェアリーSでの3着という数字は十分に評価されるべきものとなります。


4、ハーツクライ産駒の当たり年
現3歳世代はハーツクライ産駒の当たり年だと言われています。
G1馬のサリオス、重賞馬のマイラプソディ、ウーマンズハート、それ以外にもワーケア、クラヴァシュドールなどなど本当に活躍馬が多いです。
こういう種牡馬の当たり年という例はたまにあるんですよね。
そう考えるとポレンティアもハーツクライ産駒ですし、当たり馬の可能性は十分にあります。
このレースに出走している唯一のハーツ産駒ですし期待ができそうです。
距離も伸びて良さそうですね。


5、枠順が有利
中山芝1800はスタートしてからコーナーまで距離があり枠順の有利不利はあまりありません。
どちらかと言えば外のほうが良いくらいです。
ポレンティアは6枠10番と真ん中の良さそうな枠に入りましたね。
特に、今回は面白いくらいに人気馬がすべて外枠にきました。
5番人気くらいの馬がすべて真ん中より外と珍しいケースですね。
ミアマンテ以外の人気馬はすべてポレティアより外になります。
いくら枠の差はないとは言え、距離ロスは間違いなくありますし、他の人気馬を外外を回らせることにもなりそうです。
上位人気馬の中でも有利な枠に入ったと言って良いでしょう。


6、展開が有利
中山の芝1800は逃げ先行の成績が際立って良いです。
逆に追い込みはかなり低い数字になっています。
ポレンティアは前走出遅れてしまい後ろからになってしまいましたが、元々新馬戦では2番手で先行した馬です。
今回もスタートがしっかり出れば先行できると思います。
逃げ馬がはっきりとはわからないのですが、この枠ならすんなり前にいけるでしょう。
有力馬がこの馬より外ばかりにいることを考えると、それらの馬より距離ロスなく立ち回って先行抜け出して勝利という図が見えてきますね。


7、力のいるタフな馬場
先週の中山は雨が降りやや重の馬場でした。
メインのアネモネSやその前の準メインのオープン戦を見ても上がり最速でも35秒台とかかっています。
現在は良馬場に回復しているようですが、フラワーCは金曜の変則開催です。
先週のレースと言ってもたった5日前のことなので、そこから大幅な回復はできないと思います。
馬場は、良馬場でも荒れた馬場となり力のいるタフな馬場だと思いますね。
そうなると非力なスピードタイプには不利になりそうです。
ポレンティアは札幌の洋芝で勝ち上がっており、前走も荒れ気味の中山で3着と苦にしません。
こういう馬場が向くタイプの馬だと思います。


8、馬格があるほうが有利
フラワーカップはデータとして500キロ以上の馬が好成績を出しています。
理由としては、2度の急坂上りがあることと馬場などが考えられます。
まぁ、中山全般に言えることですがパワーが必要なことが多いんですよね。
その中で、牝馬限定戦のこのレースで馬格のある馬が好成績なのは納得できます。
今回、全頭の前走馬体重を見てみると450前後やもっと小さい馬ばかりでした。
最も大きいのがポレンティアの492キロ、次がクリスティの480キロになります。
つまり、ダントツで馬体重があり、馬格があり、パワーのある馬になるのです。
これは有利に働くに違いありません。


9、指数的にも上位
まずは、netkeibaのタイム指数を見てみます。
前走の最高値はシーズンズギフトですが、2位タイにポレンティアが入っています。
平均ではレッドルレーヴが1位で、こちらも2位タイにポレンティアが入っています。
つまり、タイム指数では上位3頭のうちの一頭という感じですね。
次にJRAVANのマイニング指数ですが、1位がクリスティ、2位がポレンティアとなっています。
すべての指数で1位ではないものの、2位に入っており、どちらの指数でも上位なのはポレティアなのです。
このように指数の面からも十分勝ち負けが期待できる馬なのです。


10、近況が良い
この馬は右トモが弱いとずっと言われてきました。
それもあり、新馬戦を勝ったあと5ヶ月も間が開いたのです。
その課題はまだあるものの、近況のコメントからはだいぶ成長したことが伺えます。

トモの左右差が無くなってきて体質が徐々に強化されてきましたし、使っていく毎にしっかりしてきたかなと思います。また、飼い葉を残さず食べてくれて、調教後の馬体重は490kgと理想的な数字をキープしており、それに毛艶も良好です


このようなコメントからも成長を感じますし、まだまだ力をつけています。
前走の重賞3着からさらに力をつけているというなら今回は1着でしょう!


11、調教が順調
調教はそこまで激しくやってきたわけではありませんのでタイムだけみるとそこまで目立ちません。
ただ、先生のコメントを見ると予定通りだったことがわかります。

道中はポレンティアが2馬身追走して、最後は1馬身ほど先着して終えています。先週重たい馬場である程度負荷を掛けたので、今週は少し余裕を持った調教をしたいと考えていました。ですので、今週は格下馬を見ながら終いだけ脚を伸ばすような調教内容だったのですが、イメージ通り良い内容で当該週の追い切りを終えることが出来ました。


調教は良いタイムが出るかどうかよりも、予定通りできるかどうかが重要です。
本番はレースですからね。
なので、今回のポレンティアも順調にきており期待できるでしょう。


12、唯一、重賞で3着以内を経験している
今回の出走馬で重賞経験があるのはたったの3頭です。
ポレンティアと阪神JF8着のクリスティとクイーンC11着のアミークスです。
つまり、3着以内の馬圏内にきてるのはポレンティア一頭のみになります。
まず、この重賞の雰囲気を経験しているというメリット。
そして、結果を出したことがあるという経験が大きいはずです。
無観客ではありますが、重賞の経験値は多少でも影響はあると思います。


13、池添騎手の実力
現在、関東騎手は怪我などもあり手薄ですし、ルメール騎手は海外にいます。
短期外国人もそこまですごい騎手はいない状況です。
このレースの騎手を見ても、トップクラスの騎手はデムーロ、岩田、横典くらいです。
その中で池添騎手も当然上位に入ってきます。
特に池添騎手はシルクと繋がりが深くブラストワンピースやインディチャンプでG1も勝っています。
今後のシルクとの関わりを考えてもここでポレンティアで重賞を勝って良いところを見せておきたいはず。
かなり気合の入った騎乗をしてくれるでしょう。


14、賞金が欲しい
ポレンティアは前走重賞で3着ですが賞金的には1勝馬です。
3着では加算されませんからね。
今回のメンバーは1勝馬も多いですが、上位人気になりそうな馬は2勝馬が多いです。
まぁ2勝していれば今後も重賞には出れますし、クラシックも可能性はあります。
しかし、1勝馬では今後かなり難しくなってきます。
ポレンティアにとっても今後を考えるとどうしても賞金を加算しておきたいレースになります。
この後、桜花賞にいくのかオークスを目指すのかはわかりませんが、どちらにしても賞金は必要なのです。
そう考えると、重賞以外で稼ぐ手もあったはずですが、あえてここに挑戦したということは勝算があるからなのです。


以上、ポレンティアがフラワーCを勝つ14の理由になります。
14個は過去最高になります。
一つ一つは無理やりな理由かもしれませんが、これだけ集まるとなんか勝てる気がしてくるものです。
あとは応援するのみです。
楽しみになってきましたね!


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まーく

Author:まーく
シルク、キャロット、広尾に入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・基本的に大きくてボリュームがある立派な馬体が好きです。

価格・・年予算30万程度で7頭前後に出資を目安に低予算でやっています。

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