私の一つの目標が全馬勝ちあがりです。
出資するからにはまずは勝ちあがってもらいたいのは当然です。
勝ち上がりさえすれば、その後に確保されるそれなりの期間の中でじっくり色々試したり成長したりもできます。
今年も各クラブすばらしい募集馬のラインナップですね。
しかし、現実はその募集馬の半分は勝ちあがれません。
過去3年間の勝ち上がり率です。
・サンデーレーシング 50,7% 54,9% 45,0%
・キャロットクラブ 50,6% 48,9% 48,8%
・シルクホースクラブ 50,0% 58,1% 43,3%
・東京サラブレットクラブ 47,2% 58,8% 45,5%
最後の数字は現3歳世代でまだスーパー未勝利で勝ちあがる可能性がありますので上がるとは思います。
サンデーだキャロットだとすごいラインナップにクラクラしてても半分は勝つことができないのです。
数で言えば、今、みなさんが持ってるカタログの半分、関西募集馬全頭が勝ちあがれない数なのです。
これって結構ぞっとする数ですよね。
しかし、これは全体を見ればすばらしい数字でもあります。
JRAデビュー馬で勝ちあがれるのは3割くらいと言われてるので、5割勝ち上がってるのは平均よりだいぶ上です。
シルクがノーザンと提携前の世代の勝ち上がり率が26,9%ですから大幅に上がっているのは明らかです。
たぶん、今後も50%前後でずっと推移していくと思います。
つまり、5頭出資して5頭とも勝ち上がるのはかなり低い確率になります。
しかしそれは完全確率だった場合です。
無作為に2個のボールから当たりのボールを5回連続で引くのは大変です。
でも、出資馬は自分で選ぶことができます。
自分の目と知識で確率は高められるし、逆に下がることもあるのです。
現3歳世代は5頭出資して勝ち上がりは2頭だけでした。
勝ち上がり率は40%。
ただ、この世代は途中参加のハンデもありました。
現2歳世代は7頭出資してデビューしたのがまだ1頭だけですが、クードラパンが勝ちあがりました。
この世代も1次抽選は全部落ちたというどうしようもない事情がありましたが、それでも良い馬を選んだつもりです。
さて、いよいよ始まるシルクの1歳馬選び。
カタログを見てるとどれも良いところがあり、悪いところもあったりします。
それでも、そのカタログに載ってる60頭のうち30頭は勝ちあがれないんだいうことを頭のどこかに置いておくことで本当に出資すべきなのかどうか、冷静な判断ができるような気がします。
そう自分に言い聞かせてカタログを待ちます。
- 関連記事
-
スポンサーサイト