アルジャンテ[父 ディープインパクト : 母 ナイキフェイバー]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:坂路コースで30日に時計
次走予定:10月25日の東京・芝1,400mか同日の新潟・芝1,600m
尾関調教師「実質初時計になりますが、なかなか動けますね。競馬使っている馬よりも手応えは良かったですよ。最後まで全く無理していないので、終いは14秒掛かっていますが、やればもっと動けたと思います。今後の追い切り本数を考えると、東京3週目ぐらいでちょうど良いのではないかと思います。ただ牝馬限定の芝1,600mはメンバーが揃うという情報があるので、今のところ日曜の芝1,400mか同日の新潟・芝1,600mを考えています」
シルクの募集馬選びに夢中になっている間に2歳馬たちが続々動きがでています。
北海道を続々と脱出し、入厩したりゲート試験を受けたりと色々進んでおります。
去年だったら、おそらく北海道から移動になっただけで大騒ぎしてたし、ゲート試験受かっただけで喜んでブログに書いてました。
ただ、2年目になると、もちろん順調である証拠なのでうれしいことなのですが、そこまで特筆すべきことでもなく、「うんうん、順調順調!」と頷く感じになりました。
良くも悪くも慣れてきてしまったんでしょうね。
北海道から移動するのも大事だし、ゲート試験も大事なんですが、肝心なのはそこからデビューまでであり、デビューした後の道のりなんだという1年目で味わった実感なんだと思います。
とにかくデビューすることの大変さはここからなのです。
脚に違和感もでるし、熱も出るし、馬体重は大きく減ったりもするし、飼葉食べなくなったりもするし、ソエもでるし、息使いの違和感、トモに疲労などなど大きな怪我などがなくても小さい頓挫が次々にやってきます。
これはもちろんデビュー後もそうなんですが、やっぱり馬がレースに出ることの大変さをかみ締めたからこそ、ゲート試験くらいじゃもう浮かれられないという体質になってしまったのかもしれません。
それでもやっぱりうれしいです。
特にアルジャンテは一度うまくいかずに放牧されてますし、その後も不合格もありましたので、やっとスタートラインに立てた感じです。
後はとにかく順調にいってほしい。
能力は間違いなくあると信じています。
私にとって予算面からもおそらく最初で最後のディープインパクト産駒になると思います。
それだけ期待は大きいです。
先日までナイキフェイバーの14の募集があったこともあり、ツアーなどでは姉よりも出来がいいなどと言ってるスタッフもいたようです。
こういうツアーではもちろん売り込むためとは言え、この母の産駒の最高傑作みたいな言い方をすることがあります。
そう言われると、その上に出資してる自分は何なんだという気分にもなりますよね。
そういう意味で、この母の産駒の最高傑作はアルジャンテだぞというところを見せてほしいですね。
そして、弟にはあの偉大な姉に匹敵するくらいの馬体みたいな言い方になるような方向でどちらも活躍してくれればいいと思います。
弟も1次で残れば様子見候補なので含みをもたせておきますね。
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