まーくの一口馬主と競馬の日々

一口馬主、競馬予想など競馬に関して書いていきます。シルクのホームページ情報の転載許可を受けております。

種付けの意図と高齢繁殖の歴史(マストビーラヴドと共に振り返る)

マストビーラヴドの14がシルクで募集されています。
まだ、満口警報は出ていません。
私も気になっていて様子見している一頭なのですが、おそらく皆さん気にしているのは21歳という高齢時の子だということでしょう。
私は、以前高齢はそんなに気にしなくていいという記事を書きました。
今でも考えは基本変わっていませんが、今回21歳というかなりの高齢部類の繁殖なのでじっくり見てみました。
ここまで高齢だと産駒も多く、色々な種牡馬が種付けされており、その時どういう思いでつけたのかを想像すると面白いです。

まず、マストビーラヴドですが、母はダイナシュートでG3七夕賞の勝ち馬でそれ以外にも重賞で何度も馬券に絡む名馬の一頭です。
その母にサンデーサイレンスをつけて産まれたのがマストビーラヴド。
しかし、3戦して14着、12着、11着と散々な結果で引退しています。
それでも、母が重賞馬だったこともあったのでしょう繁殖入りしました。

1998年 父カーネギー 未出走
2000年 父ジェイドロバリー 未出走
2001年 父ジェイドロバリー ブラウトリート2勝

父サンデーサイレンス 母父ノーザンテースト という社台の真髄みたいな配合のせいか種牡馬に苦労している感じです。
 
2002年 父エンドスウィープ ラインクラフト G1桜花賞、G1NHKマイル、他重賞多数

ここで超大物が誕生します。
今見直してもものすごい成績。
今でも福永騎手の代表馬だと思います。

2003年 父フサイチソニック ラビングルック未勝利
2004年 父バチアー ディマクコンダ1勝

ここはまだラインクラフトの活躍前の種付けのせいかかなり劣る種牡馬をつけられています。
こうやって時差があるのが難しいところですよね。
本当ならエンドスウィープがんがんつけたいところですが2002年に死んでしまっており、その後つけることはできず。

2005年 父シンボリクリスエス ダノンマスターズ1勝

ここでいよいよラインクラフトという名馬を排出した母という肩書きでの産駒になります。
種牡馬も非サンデー系として鳴り物入りで入ってきたシンボリクリスエス。
当然人気もすごくセレクトセールで2億1千万という今考えるとシンクリ産駒で2億?と思うようなものすごい評価でした。
そして、この年母のダイナシュートの産駒アドマイヤマックスが高松宮記念を勝ちマストビーラヴド自身もG1馬の姉になります。

2006年 父スウェプトオーヴァーボード フロレンティーノ アメリカG2勝ち

ここにきて何でスウェプトオーヴァーボードなんだよ!って感じもするかもしれません。
悪い種牡馬ではありませんが一流どころではありません。
ただ、そこにも意味はあります。
ラインクラフトの父エンドスウィープはもう亡くなっています。
なので、エンドスウィープ産駒のスウェプトオーヴァーボードで代用したんだと思います。
この馬はセレクトで1億4千万でダーレーに購入され、アメリカに輸出されたようです。
向こうでG2も勝っていますので活躍したと言っていいと思います。

2007年 父キングカメハメハ アドマイヤロイヤル G3プロキンオン、他重賞2着3着多数

未だに現役のダートの活躍馬ですね。
非サンデーのシンボリクリスエスで結果が出ず、次に試したのは当然キングカメハメハ。
この馬もセレクトセールで1億5500万というものすごい高額で売れました。
2頭目の活躍馬が出たことでこの繁殖としての能力は証明されました。

2008年 父ロックオブジブラルタル ヴァナディース2戦1勝

ここで何でロックオブジブラルタルなのかはわかりません。
まだアドマイヤロイヤルの活躍前なのですが、この種牡馬に期待していたんでしょうかね。

2009年 父キングカメハメハ 流産

セレクトで高額で売れたこともありもっかいキンカメですが残念ながら流産。
16歳なのでこのあたりから高齢繁殖に入ってきます。

2010年 父メイショウサムソン メイショウアカフジ未勝利

サムソンの初年度ですかね。
まだ、結果のわからない時なのでサムソンに期待していたんだと思います。
個人的にはキンカメつけたいところです。

2011年 父チチカステナンゴ フライングフジ未勝利

失敗種牡馬チチカスも試されてしまいました。
結果がわかる前なのでしょうがないのかもしれません。

2012年 父スウェプトオーヴァーボード バルブランシュ1勝

これはわかります。
ラインクラフトの夢をもう一度と前回つけた時は日本未出走でした。
アメリカで活躍したので再度チャレンジです。

2013年 父メイショウサムソン ディクタム 先日デビュー8着

いまいちと結果のわかったサムソンをここでもっかいつけるのはちょっとわかりません。
ただ、もう20歳なので高額種牡馬はつけれなかったんだと思います。

2014年 父ファルブラヴ シルクで募集中


こうやって1頭の繁殖牝馬を振り返ってみると物語がありますよね。
自分で書いてても面白かったです。
特にその時どういう意図でつけたのかを考えると面白いです。
期待の新種牡馬なのか、活躍馬の後継種牡馬なのか、高額で売れた上位種牡馬なのか、色々考えているんでしょうね。
ただ、こうやって見るとわかるのは、活躍したのはエンドスウィープ産駒とその後継スウェプトオーヴァーボード産駒とキングカメハメハ産駒の3頭。
いまいちだったのは、フサイチソニック、メイショウサムソン、チチカステナンゴなど下位種牡馬の場合がほとんどで繁殖のせいではないです。
つまり、高齢だなんだと言うよりは良い種牡馬をつければ走るし、いまいちならいまいちということです。
高齢になると流産などのリスクは高まるので高額種牡馬は避けられてしまうので、これだけ結果の出した繁殖でも晩年は上位種牡馬はつけられていません。
つまり、高齢だからどうだというよりは、単純にファルブラヴがどうなんだと考えたほうがいいのです。
ファルブラヴの牝馬は重賞馬を多数出していますので、期待できると判断しても良さそうです。

G1馬を出し、重賞馬も出し、セールで2億や1、5億や1,4億と億越えが3頭も出している繁殖の子が、今回たった2,4万円で出資できるのです。
販促でも何でもありませんが、自分で書いててすぐにでも出資したくなりました。
やっぱり、ロマンや物語を感じるとずっと気持ちが高まります。
そういえば、netkeibaにも
「ラインクラフトの半弟ディクタムらがデビュー!」
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=31453
ってでっかく出てましたね。
あれだけの名馬の下は高齢だろうがなんだろうがやっぱり注目されるんですよね。
既にファルブラヴ産駒は1頭いってますが、もう一頭いこうかなぁと悩みます。
もし、近々マストビーラヴドの14に残口警報がでたら私のおかげだと思ってください。
冗談です。
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おもしろい記事をありがとうございます!
マストビーラヴドの14、最低でも出資金分は稼いでくれると信じています!まーくさんもぜひ!!

そして、早速残口警報でましたね。
まーくさんの影響力ですね!
[ 2015/10/16 11:23 ] [ 編集 ]
takeshiさん
いやぁ、様子見したかったのに困りました。
もう様子見できないので出資しました!
私の影響は関係ないと思いますけど、この記事書くタイミング的には絶妙でしたね。
[ 2015/10/16 20:25 ] [ 編集 ]
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プロフィール

まーく

Author:まーく
シルクホースクラブに入会し一口馬主をしています。
【一口馬主スタイル】
血統ロマン・・名馬の子、名繁殖の系統、何々の弟、夢の配合など物語のある馬を重視します。

順調度・・無事是名馬。良血、好馬体でも無事に走れなければ意味が無いですし、調教が順調にできている馬を優先。

馬体・・まだまだ勉強不足で感覚的な判断しかできません。

価格・・年予算20~30万で5頭以上を目安に低予算でやっています。

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