比較的好調な3歳出資馬たちですが、出遅れている2頭がいます。
アフィニータとショットガンニングです。
アフィニータは軽度の骨折やら何やらでいまいちはっきりしない状態ですが、調教は再開しております。
ショットガンニングは骨瘤で苦しんでいたのですがやっと入厩しゲート試験をクリアしました。
どちらも順調にいって3月くらいのデビューだろうと思います。
この2頭の出遅れ組ですが、仮に足元がもう問題ないとして同じ3月にデビューできたとしてどちらがより心配でしょうか?
能力的なことではなく適正の話です。
ショットガンニングが実はそこまでまだ心配していません。
この馬は出資した時からダートの短距離馬だと決まっているからです。
血統もそうですし、550キロの馬体からしてももうそこしかないでしょう。
アフィニータは全姉を見てもおそらく芝のマイルから2000くらいの馬だと思います。
また、ハービンジャー産駒はダートがいまいちなので芝は確定かと思います。
一口馬主を始めるまで未勝利戦の番組構成など気にしたこともありませんでした。
そもそも、午前中に競馬を見ることなんてほぼないので未勝利戦を見ることもありませんでした。
一口馬主をするようになって逆に午前中をより見るようになり、実際に出資馬を1年間見守ってきて感じたことがあります。
未勝利戦は芝よりダートのほうが充実しているということです。
一口馬主の方には当たり前のことかもしれませんが、普通にメインの重賞あたりを馬券で楽しんでいるだけの人間にはわからないことでした。
実際数えてるわけではありませんが、芝よりダートのほうが2倍くらいレースがあると思います。
たいたい1日に未勝利戦は1会場3レースで芝1レースにダート2レースが多いように思います。
つまり、ダート専門のショットガンニングは出られるレースはたくさんありますが、アフィニータは芝限定だと限られたレースしかなく、しかも牝馬限定などに絞るとかなり厳しいわけです。
着外になって権利がとれないとどんどん厳しくなっていきます。
北海道など芝でも出やすいところに遠征してくれたら可能性は上がりますがそれは未知数ですね。
また、仮に勝ちあがれなかった場合にもこの適正は関係します。
ショットガンニングは仮に勝ちあがれなくても可能性を感じて地方出なおしになっても十分チャンスはあります。
しかし、アフィニータは地方出直しは考えないほうがいいでしょう。
全姉のパーフェクトビューは力のあった馬でしたが運悪く勝ちあがれませんでした。
3着2着3着3着4着3着3着3着、これが中央での未勝利戦での成績です。
こんな馬が勝ちあがれずに終わるわけにいかないのでもちろん地方出なおしになりました。
しかし、ハービンジャー産駒の特徴でしょうかダートではからっきしダメで終わってしまいました。
この馬の場合は、中央のままローカル500万の芝で勝負したほうが良かったかもしれません。
全姉がこんな結果だったわけで、妹も地方行きは無理でしょう。
なので、きっちり勝ち上がらなければなりません。
つまり、同じく出遅れている2頭ですが適正の問題でアフィニータのほうが断トツで心配なのです。
もしろん、1番大事なのは能力ですので力で勝ち上がれば何の問題もありませんし、その力はあると思っています。
一口馬主を始めて番組編成のことまで考えちゃうようになったというお話でした。
- 関連記事
-
スポンサーサイト