先日書いた去年の追加募集馬の結果については、好評のようで、やっぱりこうやってまとめてあるとわかりやすいですよね。
しかし、その後、残念なお知らせがありました。
エリテュイアが、また骨折してしまい引退の可能性が高いそうです。
これで、1次追加募集馬は早々に骨折で4頭中3頭も引退になってしまいました。
これはたまたまと言っていいのでしょうか?
もちろん、セール購入馬なので足元に不安があって追加募集にまわされたわけではないのですが、結果を見ると追加募集馬はより厳しい目で見て出資すべきだというのは間違いないと思います。
ちなみに、エリテュイアが故障した時の稽古相手がロッテンマイヤーでした。
走りは抜群の内容で絶好調といっていいと思います。
忘れな草賞ですが、勝ち負けというより圧勝もあると思っています。
そんな相手とデビュー前の故障歴のあるエリテュイアの合わせ馬が果たして適切だったのかという意見もあるような気がします。
力の差がありすぎる相手と一緒に走ると、自分の思ってる以上に走ってしまって負荷がかかりすぎるというのはよくあることです。
これがその時の調教になります。
ロッテンマイヤー 大 下 4. 6栗坂良 52.7- 38.6- 25.1- 12.2 馬なり余力
エリテュイア(三未勝)一杯を0.6秒追走0.6秒先着
2016/04/06 <所有馬情報>
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:逍遥馬道から角馬場でハッキング、坂路でキャンター 6日に坂路で追い切り
次走予定:阪神4月10日
忘れな草賞・芝2000m[川田将雅]
池添学調教師
「今朝(6日)、坂路で追い切りました。先週コースでしっかり負荷を掛けているので、今週は反応を確かめる程度で良いかと思っていましたが、この中間の状態がかなり良く、飼い葉をしっかり食べてくれていますし、これならもう少し攻めても大丈夫と判断して終いをしっかり追ってみました。全体の時計が52秒7の終い12秒2と、無理をせずこれだけ好時計が出るのですから、仕上がりとしては言うことありません。1勝馬の身ですが、引けを取ることはないでしょうし、十分勝負になると思っていますので、ここを勝ち上がってオークスに向かいたいですね」
コメントとタイムを見ても、デビュー前に一生懸命走ってる子を後ろから軽く走ってあっという間にかわしていった感じが目に浮かびます。
ロッテンマイヤーの出資者の私側からみると、本当に絶好調なんだとうれしくなる内容ですが、エリテュイアにとっては厳しい稽古になっただろうなというのは想像に難くありません。
私もまだ未デビューの馬が2頭いますが、出走経験馬とは力の差を感じます。
ここからは私の勝手な想像です。
ロッテンマイヤーは先週は古馬1600万の馬と稽古をしています。
これくらいの相手と稽古すべきレベルの馬だというのはタイムからもわかります。
それが、一転今週は未デビューのエリテュイアと走っています。
コメントにもある通り、ロッテンマイヤーは当初「反応を確かめる程度」の調教の予定でした。
なので、それくらい軽い稽古の相手ならとエリテュイアが抜擢されたのかもしれません。
しかし、思ってる以上にロッテンマイヤーの状態が良く、しっかり追ってみることにしたと書かれています。
そうなると、エリテュイアにとってはかなり厳しい稽古相手になってしまい、負荷を余計にかかったのかもしれません。
それが骨折に繋がったとしたら本当にかわいそうなことになってしまいました。
もちろん、レースはもっと激しいので調教くらいで故障していてはレースで活躍はできませんし、骨折も2度目なので足元の弱い馬だったとも言えるのですが、調教の相手というのも一つの重要なファクターなのかなと感じました。
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