レーヌドブリエ
4/9(土)中山9R 野島崎特別 1000万下(牝)[芝1,800m・9頭]6着[4人気]
出たなりで中団に付け、道中は5番手あたりを追走、やや行きたがる面を見せ、残り600m付近から差を詰めに掛かりましたが、一団から上がりの勝負となって順位を上げられず、6着でゴールしています。
吉田豊騎手「1~2コーナーでペースが緩み、そこでハミを噛んでしまいました。その後はうまく折り合いが付いて運べましたし、道中も脚は溜まっていたのですが、最後はハミを噛んだ分の差が出てしまいました。着だけ狙うなら、後ろからポツンと行って外を回す競馬もできたとは思います。ただ、力がある馬ですから勝ちにこだわりたかったので、馬群の中で我慢させるレースを選択しましたが、上手く乗ってあげることができませんでした。それに折り合いだけを考えたら、コーナーが4つあるコースだと、出して行ってすぐ抑えないといけなくなるので、1ターンのコースの方が競馬をしやすいように思います」
矢作調教師「レース後は一旦滋賀県の島上牧場へ移動し、12日にノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。少頭数だったので、もう少し上手く折り合って競馬をさせてほしかったところですが、馬自身も少し力んで走っていたところも窺えましたし、久々の分が影響したのかもしれません。今回はとてもいい馬体になって戻ってきたので、中山までの輸送もこなしてくれると思っていましたが、実際は前走からプラス2kgと見た目よりは増えていませんでした。
これまで初戦からずっと騎乗してもらっていた吉田豊騎手に拘って出走させてきましたが、次走は拘らずに番組を検討したいと思っています。牧場で態勢が整い次第、次走を検討させていただきます」
今回はメンバーも手頃で十分に勝負になりそうでしたが、結果はいまいちでした。
吉田豊騎手で500万を勝利してから、矢作先生は吉田騎手にこだわっていました。
それは、メジロドーベルの主戦であった吉田豊とその娘であるレーヌドブリエの物語性を重視したからだと思います。
私はそれはそれでいいと思っていました。
最近は、簡単に乗り変わり、外国人騎手も短期でばんばんやってきて馬と騎手との物語など無くなってしまいました。
しかし、どんなに物語があっても結果が出なければダメなのです。
特にブリエの場合、関西馬で吉田騎手は関東のため、毎回輸送するはめになってしまっていました。
馬体重に難のあるブリエを毎回レースのたびに輸送し、いまいち結果も出ず、続戦もできずに放牧の繰り返しでした。
矢作先生も、とうとう今回のレース後に、今後は吉田騎手にはこだわらないと明言されました。
少し遅かった気もしますが、これで次戦がまた楽しみになりました。
輸送がないなら吉田騎手でもいいのですが、わざわざ毎回輸送してまで吉田騎手に乗ってもらうほど結果も出てないよということなのです。
ブリエには、これから大活躍をし、重賞などにも出るようになり、吉田騎手のほうがわざわざこの馬に乗るために関西にやってくるような馬になってほしいです。
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