キャロットの出資者決定方法の変更があったと巷で話題になっていますね。
私は会員ではないので、そのことを書いていらっしゃる何名かのブログを拝見させていただきました。
簡単に言えば、抽選になった馬で今まで199口が上限だったのが5口になったことと、新規で×が取れなくなったということです。
今までこんなに上限が高かったことすら知りませんでした。
なにせ、私は1口づつしか出資するつもりも予算もないので、上限とかあまり気にしていませんでした。
ただ、シルクも去年10口から5口に変更になりましたし、抽選枠も増えました。
こういう変更はしばしばあるように思います。
キャロットの今回の変更の意図何なのでしょうか?
キャロットは募集馬のほとんどが完売するほど会員数は飽和状態にあり、だんとつの人気を誇っています。
普通のお店でしたら、いっぱいお客さんが来るようになれば、商品の入荷を増やして売り切れないようにします。
100個入荷してすぐに売り切れるなら、200個入荷するのです。
しかし、キャロットはそれはもうできません。
入厩制限があるからです。
同じ馬主さんの馬は、関東関西含めて同時に90頭までしか入厩できないのです。
キャロットは現時点でもこのルールに苦しんでいて、出走したらすぐ放牧し、次の馬を入れるみたいなことが当たり前になっています。
500万条件くらいの馬は後回しにされてなかなか入厩もできないそうです。
今でもこれなのですから、これ以上募集馬の頭数を増やせるわけがないのです。
順番待ちの馬を増やすだけだからです。
つまり、これ以上馬は増やせないので一人が出資できる口数を制限して、一人でも多くの人にいきわたるようにしたのです。
私は以前1000口のクラブにして、もっと薄く広くするしかないのではないかという話も書きました。
馬を増やせないで会員だけは増える以上、口数制限だけでは限界がくるわけです。
頭数が増やせないなら、一頭をもっと細かく割るしかないのです。
まぁ、たぶんやらないでしょうけどね。
最後の対策は実質クラブを2つに分けるということでしょうか。
社台、サンデーなんかはそれをやって今の形になりました。
シルクの買収はそういう意図もあったように思います。
ただ、簡単に一口馬主クラブは作れないという話もありますし、ゴールドとかタイキとか既存のクラブを買収して実質2つに分けるということもあるかもしれません。
もしくは、ノーザンの方々がJRAと話して入厩制限をゆるくする方向もあるかもしれません。
昔と比べてこれだけ一口馬主が普通になった現在、あまり実情に適さないように思います。
この問題、おそらく近い将来シルクも直面するように思います。
今募集頭数はキャロットよりまだ少ないのであまり気になりませんが、会員も増えて募集頭数がキャロットくらいの数になると必ず入厩制限の問題が大きくなってきます。
今みたいに気軽に追加募集なんてできなくなるんです。
事実、こんなに売り切れてるのにキャロットは追加募集なんて当然しませんからね。
何募集したっておそらく売り切れるだろうにできないのです。
まぁ、こんなこと一会員の私が心配したってしょうがないことです。
ただ、お客さんがどんどん増えても商品を増やせないというジレンマはきついだろうなぁと感じました。
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今回のキャロの問題を根本的解決するのはなかなか難しいですね(-_-;)
今後もキャロ馬が活躍すればするほど、この問題は深刻になっていくと思いますので、今回の改定を受けて新規会員を募集停止するぐらいしかないかもしれません(^-^;
口数を増やすことは可能だと思いますが、元が400なので会員の反発も大きいでしょうしね。
頭数緩和して募集数を増やしても、結局イタチごっこというか、会員の数が増えれば同じ問題が起きるでしょう。
一人当たりの出資頭数や口数を制限するとか?しか思いつきません(/ω\)(笑)