クードラパン
6/5(日)東京10R 由比ヶ浜特別 1000万下(混)[芝1,400m・18頭]11着[9人気]
まずまずのスタートからハナに立ち、半馬身ほどのリードでレースを先導、そのまま先頭キープで直線に入り、内ラチ沿いで懸命に粘り込みを図りましたが、残り200m付近で交わされ先団の一角でゴールしています。
村田一誠騎手「調教師からの指示もあって、馬と喧嘩しないように気を付けて乗ろうと思っていましたが、スピードのある馬なので逃げる形を取りました。道中はいい感じで走れていましたが、追ってからが体の使い方も変わらずにグッと来るところがなかったですね。バテている訳ではないのですが、東京コースのように最後にもう一伸びを求められるコースは合わないかもしれません。ここ数戦は自分からやめてしまっているところがあったようですが、今回は最後までやめるような感じはしませんでしたし、体の使い方などを考えるとダートを試して見るのも手かもしれません」
久保田貴士調教師「馬体重は数字だけ見ると二桁以上増えていましたが、出発する前には500kgを超えていたのに馬運車の中でびっしょり汗をかいてしまって、予想していたよりも減ってしまいました。調教も気持ちを乗せすぎないようにやってきましたし、レースでも喧嘩しないように乗ってもらったけど、やっぱり自分から前に前に行きたがる気持ちがドンドン強くなってきてしまっていますね。ここまでなんとか距離を持たせようとやってきましたが、血統的なこともあるので、もう少し距離を短くすることも考えたいと思います。それにフットワークに伸びがないですし、ジョッキーが言うようにダートも含めて考えましょう。いずれにしても短距離はしばらく使えないですし、一旦放牧に出したいと思います」
クードラパンの7戦目は残念ながら11着に終わりました。
これで連続二桁着で厳しい状況ではありますが、私は意外とポジティブです。
掲示板などでも悲観的なものや騎手批判も目立つのですが、そんなに悪いレースだったでしょうか?
好スタートから逃げて、最後に捕まって一気にいっぱい交わされるみたいな逃げ馬に良くあるレースです。
この日は馬場も悪く、11Rでロゴタイプが逃げ切りましたが内はみんな避ける傾向が強いほど良くありませんでした。
それでも、軽ハンデを生かして逃げてみるというのは一つの手だったと思います。
最後は捕まりましたが11着といっても勝ち馬から0、7差ですし、そこまで負けていません。
展開や馬場であわやというレースになっていたと思います。
次走は距離短縮やダートを試してみるようです。
色々やってみていい時期です。
この馬は、距離的にも秋華賞を目標にするわけではありません。
特に目標のないこの時期に適正を見極めるために色々やってみればいいと思います。
ダート適正は正直わかりませんが、1200の逃げ馬で成功しそうな気がします。
追い込みとか無理にさせてもダメでしょうね。
まだまだ、3歳の夏前です。
焦ることなくじっくりいきましょう。
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