千代田牧場こぼれ話
http://www.chiyoda-farm.com/page/kobore/best/2016/2016_7.htmlまずは、リンクを貼ったでブログを読んでほしいです。
内容を簡単に書きますと、期待の子たちが次々に流産してしまい、原因を探るとウィルス性馬鼻肺炎という感染症が広がっていてそれにかかると流産してしまうという恐ろしい病気でした。
期待のホエールキャプチャの隣の馬房の繁殖も感染し流産してしまいます。
それ以外にも期待馬が次々に死産が続き本当に厳しい状態。
そんな中、無事に産まれてくれたのがホエールキャプチャとオルフェーブルの牡馬でした。
そして、その子が先日セレクトセールで1億7000万という高額で売却されました。
まとめるといまいちなので、本文を読んでほしいです。
私たちは、募集馬を見て足がどうこう馬体がどうこう言っていますが、そもそも、まずは無事に産まれてくることの大変さを改めて感じました。
そして産まれた後も色々なことが起こります。
募集リストに出ている馬は、そういう様々なステップをクリアできた馬たちであり、そこに辿り着けなかった数え切れない馬たちがいるのです。
そして、常に頭に置いておかなければならないことは、「馬は生き物」だということです。
生き物なので色々なことが起こるのです。
怪我もすれば病気にもなるし、機嫌も悪くなるし、やる気もなくなるのです。
特に一口馬主というのは、そういうことと常に向き合わないといけないので改めて馬というものを考えました。
今回のブログを読んで思ったことがあります。
ホエールキャプチャはG1馬で確かに名牝ですが、まだ繁殖実績はありませんし、新種牡馬オルフェーヴルとの子供が1億7000万というのはちょっと高すぎると思っていました。
購入したのはマイネル軍団の岡田総帥。
たまに高い馬も買いますが基本的には高額馬を買う方ではありません。
同じ日高の牧場主として、今回の千代田牧場のピンチを知っていたはずです。
もしかしたら、頑張れという気持ちも込めた価格だったのかなと勝手に思ってしまいました。
このホエールキャプチャの子の走りが今から楽しみですね。
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