私はお金のない零細一口馬主です。
予算は20~30万です。
一口馬主の中には1世代に千万、数百万クラスの大金持ちさんもいますし、1世代100万でもかなりのお金持ちさんだと思います。
だけど、シルク会員は私くらいの予算で楽しんでいる方が1番多いように感じます。
1世代10~30万くらいの予算で、3~8頭くらい出資されている方が1番多い層かなと思いますね。
そういう人にとって一口24万のディープ牡馬なんて高すぎて検討すらしません。
なんとか頑張って一口10万のディープ牝馬に死ぬ思いで飛び込むかどうかって感じです。
事実、去年一口20万というミュージカルロマンスの14が募集されましたが、ほぼ抽選なしのギリギリ満口でした。
その前の年もシルクでは最高額だったコケレールの13は1次では満口になっていません。
シルク会員の大部分の予算的には高い馬はいけないのです。
基本的には牡馬なら4~8万くらい、牝馬なら2~5万くらいが出資の候補になります。
しかし、今回のシルクの募集ではそういう庶民会員が出資したい価格帯の馬が一気に減ってしまいました。
これはかなり困ります。
予算なんてそうそう増やせるものではないので、同じスタンスでみんないくとこの価格帯の馬に人気が集中する気がします。
それがちょっと怖いですよね。
もちろん、頭数を減らして高い馬にいってみるという人も結構いるとは思います。
でも、予算20万の人がメジロフランシスの15にいくかといえばたぶんいきません。
予算的にはギリギリいけますが、その世代その1頭だけで楽しめるかといえばそうはいかないからです。
今回のシルクの価格の高騰は、予算との勝負の側面が強くなったのです。
人気するか抽選になるかを見極めつつ、自分の予算とも相談し、かつ、当たり過ぎて予算オーバーは困るわけで、どうせ抽選で落ちるからと申し込みすぎてもいけない。
でも、こういう制限を受けながらあれこれ試行錯誤するのも楽しみの一つです。
予算なんて無くて、欲しい馬なんでも申し込んでいいって言われても逆につまらない気がします。
そういう意味で、これは庶民の醍醐味なのかもしれません。
シルクは、一口馬主のクラブで最多口数の500口のクラブです。
高い1頭の馬を500個に分けて一つを小さくして、みんなで楽しもうというクラブです。
その500個に分けた1個が、それでもまだ高いっていうんじゃどうしようもありません。
シルクは、自分たちのクラブがなぜ500口クラブなのか、どういう会員が多いのかをもっと考えて楽しめるクラブになってほしいです。
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正直、キャロよりも優先したいくらいの思いだと
今までのシルクなら結局キャロには勝てない、所詮シルクだって皆に言われます
やはり勝てる馬をという事となれば、高くなるのは致し方ないかと思うのですが