ジュメイラリーフ[父 エンパイアメーカー : 母 ジュメイラジョアン]
ジュメイラリーフ
在厩場所:栗東トレセン
調教内容:逍遥馬道から角馬場でハッキング、坂路でキャンター 7日にCWコースで追い切り
次走予定:阪神9月10日 ダート1800m[中谷雄太]
西村調教師「ぎりぎりまで相手関係など見ながらどちらにするか様子を窺っていましたが、どちらも良く似た感じでしたので、それなら時計の掛かるパサパサの馬場で競馬をさせたいと思い、週末の天気予報を見た結果、10日のダート1800mに投票させていただきました。7日の追い切りでは、坂路1本乗った後にCWコースで半マイルから時計を出しましたが、動きとしては言うことないですね。ここまで時間を掛けさせていただきましたが、気持ちの面も前向きに走るようになってきましたし、ゲート練習もしっかり反応して出るようになっていますから、あとは実戦に行って結果が出てくれることを願っています。転厩初戦ですが、厩舎としては悔いのない調整をすることが出来ましたから、後は中谷騎手に自信を持ってレースに臨んでもらいたいと思います」
いよいよジュメイラリーフの最後の戦いが始まります。
能力は間違いなくある、調教も良い、あとはレースでのやる気のみ。
そのために、この直前になって転厩までして建て直し、このギリギリの時期にあえてじっくり気持ちと力を鍛えてきました。
先生が悔いのない調整ができたと言われていますが、傍から見ても本当にそう思います。
これでダメならしょうがないというこころまでやってくれたと思います。
だからこそ、期待も大きくなってしまいます。
レースは土曜と日曜の両睨みでしたが、土曜のほうを選択したようです。
はっきり言って、どちらもビックリするくらいの低レベルなメンバーです。
これがスーパー未勝利戦なのかというメンバーで、出走条件は前走5着以内が基本なのですが、そちらではなく5戦未満のほうで出てきたメンツです。
なので、ほとんどが前走二桁着順ばっかり。
その中で、前走3着、前々走2着という強そうなのがどっちにも1頭づついます。
勝たなければならないレース、つまり目標はこいつ1頭です。
結局、土曜のほうは前走2着という馬ももう1頭おり、16頭立てになったので、13頭立ての日曜よりは少しだけ厳しそうですが、まぁここまできたらどっちでも一緒です。
スタートがちゃんと出て、気持ちさえ最後まで続けば間違いなくこんなレベルの馬ではないのです。
あとは勝つのみ!!
ただ、そうは言っても一応保険は賭けておきたいものです。
この世代、もう続々と引退馬が出ていますが、まだ地方出なおしになった馬はいません。
去年は3頭いました。
http://reinedebriller.blog.fc2.com/blog-entry-371.html自分のブログで去年の3頭を確認しなおしたのですが、その中で実際中央復帰したのはトレジャーステイトのみ。
その馬は戻ってきてからも2勝しているので判断は良かったと思います。
それをジュメイラリーフに当てはめると、2着ならおそらく地方出直しの可能性は高い気がします。
僅差の3着ならどうでしょうか。
大事なのは見た目の結果以上に、その馬の潜在能力で判断しているようです。
つまり、結果はいまいちでもまだ2戦とか3戦しかしてなくて、可能性を感じさせるレースをした馬とかはチャンスが与えられます。
全力を出し切っての2着とかだと逆にそこが限界だと思われてチャンスがなかったりします。
あとは、それまでどんなに良い結果でも最後のレースで大敗するとイメージが悪いように思います。
ジュメイラリーフの場合は、能力よりも気持ちの問題だったので、ここで気持ちの改善が見られればチャンスがあるかもしれません。
とにかく勝つこと、万が一ダメでも惜しくも2着、これが絶対条件です。
こんなに直前になってわざわざ転厩させた馬です。
シルクとしても、この馬の能力を買っているからこその判断だったと思います。
そして、西村先生はそんな馬を自ら乗って全力で改善させてくれました。
みんなの期待がかかっています。
なんとか結果を出してジュメイラリーフに男になってもらいたいです。
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