恒例の人気?企画です。
残口があったにも関わらず、出資をしなかった馬が活躍した時に、なぜ出資しなかったのか反省する企画です。
今回は、ナイトバナレットを取り上げます。
シルクの3歳世代で賞金順に並べると現時点でトップはこの馬です。
もちろん、オープンのジュニアカップを勝っているのですから当然ですね。
まぁ、そもそも2勝してるのが2頭しかいないのでシルクのレベルの低さももちろんあります。
この企画で取り上げる馬は、売れ残っていた馬が対象で、1次満口馬は対象外です。
出資しようと思えばできたのにしなかったという事実がこの企画の論点であり、抽選対象では意味がないからです。
ですので、まずは、この馬の売れ行きはどうだったでしょうか?
ナイトバナレットは、当時はナイキフェイバーの14です。
1次募集後の結果を見てみます。
◆残80口以下◆
46.ナイキフェイバーの14
このように1次募集ではそれなりの口数が残っています。
その後、通常募集で満口になりました。
つまり、1次でいけば100%取れたし、電話争奪戦でもこの数なら十分取れた馬なのです。
それでは、当時の私のレビューを見てみましょう。
46、ナイキフェイバーの14 4万 牡 矢作 ディープブリランテ 評価:B
産駒は堅実に勝ち上がります。
姉のディープ産駒に出資済み。
馬体はまだ子供で5月産まれなので成長待ちです。
今はまだバランスも悪いですが成長したら良くなりそうな気もします。
こちらも矢作厩舎で牡馬で4万ならお買い得かも。
評価はBとなかなかの高評価をつけています。
レビュー内容からも、評価は高そうですが、これを読んで当時を思い出しましたが、とにかく馬体の幼さを気にしていました。
その前のブログなどでも、この馬が出てきており、仮想の出資パターンにもこの馬が入っていました。
なので、自分的には出資する方向に強く傾いていたと思います。
その後、通常募集前のブログで、電話争奪戦に参戦するかどうかについて書いていた記事がありました。
そこに決定的な部分がはっきり書いてありました。
おそらく1番困るパターンを書きます。
まだまだ馬体が幼く、遅生まれということもあり1次募集では応募を断念した馬がいます。
しかし、落選もあり1次で思ったほど馬が確保できず、その成長を待ちたかった馬の残口は残り100ほどになっていました。
これは調教が始まるまでは到底もちません。
電話で出資争奪をしなければならない状態です。
私は去年ここで焦って3頭一気に確保に動きました。
1次で抽選全落したこともあり、取らないといけない事情もありました。
ただ、馬体の成長など気になるポイントがあり、様子見しようと1次でいかなかったのであれば、諦めるべきだと思います。
なので、今年その例にぴったり当てはまるナイキフェイバーの14は断念します。
自分でも忘れていましたが、なんとしっかりこの馬を諦めた理由が書かれていました。
つまり、馬体の成長を待ちたいと思って1次募集でいかなかったんだから、まだ成長するほど期間が経っていない通常募集でいくのは筋が通らないという話しです。
これは、自分の文章ですが納得できます。
馬体の成長を見てから出資したかったのであれば、最低でも次の馬体画像の更新まで待つべきであり、それを待たずに売切れそうだからいくのであれば、馬体うんぬん言わないで1次募集からいくべきだというわけです。
なので、私はこの自分の判断は支持します。
ただ、それは通常募集でいかないという決断のことであり、そもそも1次募集でいかなかったことにミスがあったんだと思います。
私は、出資馬の兄弟をものすごく気にして出資するスタイルです。
なので、姉のアルジャンテに出資し勝ちあがって活躍してくれているという点でこの馬には大きなアドバンテージがありました。
また、厩舎は相性だと思っているのであまりこだわらないタイプですが、矢作厩舎だけは別格に評価し好きな厩舎です。
レース選択のうまさ、数を使ってくれるなどレーヌドブリエで実感しており、1番好きな厩舎です。
そして、価格も牡馬で4万円。
シルクの牡馬としては安いほうの価格帯であり、私の出資対象の価格です。
つまり、出資する下地が十分すぎるほどあったのです。
それでも、出資できなかった点は2つあります。
1、遅生まれがゆえに馬体が幼かったこと
2、ディープブリランテ産駒の未知数
1について、この馬は、5月11日生まれとかなりの遅生まれでした。
カタログ当時の画像は、お尻がかなり高く、まだまだ子供の体型で成長を待ってから決めたかったというのは判断としてはおかしくありません。
ただ、これが昔のシルクなら様子見もできたでしょうが、今のシルクではそうはいきません。
この段階でもう出資を決めないといけないのです。
特に、今年は2ヶ月募集が前倒しになります。
ほとんどの馬がこんなまだ幼い馬体なわけで、その段階で出資するかどうか決めれるようにならないといけないのです。
馬体以外の面をより重視し、今の馬体から将来の完成形を思い描けるようにならなければ厳しいかもしれません。
2については、私の思い込みがありました。
ディープブリランテは、先行して押し切るタイプの馬でした。
父ディープインパクトとは違っており、キズナのような後方からすごい脚で差しきるようなタイプではありませんでした。
なので、ちょっと切れが足りない産駒が出るのではないか?という思いがありました。
それでも、同じディープブリランテ産駒でもシルクユニバーサルの14には1次申込みしていましたが、こちらはダート馬だと思っていたので問題ありませんでした。
しかし、実際はディープインパクトのような切れ味の鋭い産駒が多く、単なる私の見込み違いでした。
結論として
血統、厩舎、価格など惹かれる点も多く、出資を前向きに検討したが、遅生まれがゆえに馬体が幼くて判断しきれず、新種牡馬の傾向もつかめずに出資を諦めた。ということになります。
この反省点をしっかり活かしていきたいですね。
特に、何度も言いますが今年は募集が2ヶ月早まりますので、ほとんどが当時のナイキフェイバーの14のような画像になります。
その画像で判断するには今までと同じ判断基準ではダメだということです。
ナイトバナレットは次走G3ファルコンステークスを目指すようです。
どうせなら重賞も取って私をもっと悔しがらせてほしいです。
それが、次の馬選びのエネルギーになるはずです。
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今回の内容は、私も経験がありますよ。
以前、サンデーに入会していた時期に、ライラプスで運良く結果が出て、同じ父の
レジネッタも出費したかったのですが、家内との約束で、一口馬主をやめることになっていたので残念した思いでがあります。この馬も二次まで残口がありました。
今でも残念な思いでです。