2017/03/22 <所有馬情報>
在厩場所:栗東トレセン/24日に競走馬登録を抹消予定
調教内容:
次走予定:
西園正都調教師「トレセンに戻って状態を確認したところ、右前の裏筋が気になった為、22日に診療所で詳しく検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。症状も重度とのことで、完治するまでかなりの時間を要するとのことでした。新馬戦を勝ち上がった後は苦戦を強いられましたが、障害レースに矛先を変えてから未勝利を勝ち上がり、よくここまで頑張ってくれたと思います」
これを受け、今後について協議した結果、復帰までには相当の時間が掛かる見込みであり、その過程において再発のリスクも高いと言わざるを得ず、このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。24日に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
プルーヴダモールが引退しました。
引退はもう先月末のことでしたが、なかなかブログに書く気持ちになれませんでした。
障害のオープンではなかなか通用しない現実もあり、引退することについては覚悟していました。
ただ、今回は屈腱炎になってしまったことと、繫殖入りできなかったことが私にとってかなりショックでした。
乗馬になるとのことでしたが、果たして屈腱炎になった牝馬が無事に乗馬になんてなれるのでしょうか?
先日、ブログでも書きましたが引退後の競走馬には厳しい現実が待っていることが多いのも事実です。
そんな状況で、お疲れ様とかありがとうとか綺麗事を書いていいのか迷いました。
netkeibaの掲示板ではすぐにそういうコメントも書きましたし、それも本心。
でも、おそらく厳しい現実もあるのではないかとどこかに思っていたのも本心です。
しかし、なんと関係者の方の書き込みで、現在は、兵庫県のKTステーブルという牧場で馬術競技馬として頑張っているということが判明しました。
こうやって具体的に引退後の居場所がわかることは珍しいですし、本当に安心しました。
私にとって思いいれの深い馬で本当に頑張ってくれた馬です。
色々批判的な意見もありましたが、障害で頑張って勝利したことがこうやって馬術向きだと判断されたのかなとも思います。
やっぱり頑張っていればどこかで報われるんです。
本当に良かったです。
プルーヴダモールは、私にとって一口馬主として初めての勝利をプレゼントしてくれた馬です。
それが初めての新馬勝ちでもありました。
私に一口馬主としての楽しみ喜びを教えてくれた大好きな馬です。
また、新馬勝ち後、放置もあり入厩すると体調が悪くなりレースでは二桁連発と苦しみました。
障害転向後に可能性を見せてくれるも勝ち負けには遠い内容で、引退すべきという声も大きくなり、一口馬主としての苦しみ、辛さを教えてくれた馬でもあります。
そんな中でのあの障害戦の勝利は一生忘れることはないでしょう。
平地の走力では劣っても飛越のたびに巻き返す姿は本当に感動しました。
プルーヴ自身のがんばりはもちろん、関係者の努力が報われた瞬間でもありました。
2勝すれば繫殖入りの可能性も高まるはずとの思いでしたが、今回残念ながら繫殖入りはできませんでした。
ノーザンでは無理でも、他の牧場でしたらまだ可能性もあるかもしれません。
馬術競技馬として頑張りながらも、将来は繫殖入りも諦めないでもらえたらと思います。
やっとこの記事を書けてよかったです。
そして、この馬に出資できて本当に良かったと今ははっきりと断言できます。
ありがとう。
- 関連記事
-
スポンサーサイト