昨日も書きました新しい一口馬主のクラブをDMMが作るという話ですがだんだんと詳細がわかってきました。
1、1万分の1口
これは昨日も書きましたが、サンデーが40口、シルクが500口でやっている中、DMMはなんと1万口でやるそうです。
ものすごい低額で出資できる反面、もちろん配当も数百円になりますので一口馬主としての実感ができるのかが問題でしょうね。
まぁ、1口でやる必要もないので10口、100口と増やせばいいだけかもしれませんし、これだけ分ければ欲しい人みんな出資できるという面もありそうです。
ただ、どうなんでしょう、俺ラブズオンリーミーの16に出資してるんだって1万分の1口の出資で言えるんでしょうか?
実際、同じ1万分の1口のノルマンディーのスターズファンドの場合、私は出資馬にはカウントしていません。
こういうものすごい分割口が増えて一般的になれば、1万分の1でも出資してると公言できる時代になるかもしれませんね。
一口馬主がより気軽に簡単に参加できるようになるのは間違いなさそうです。
2、維持費込みの一括前払い
たぶん、これが今までにない画期的なシステムで昨日はわからなかった部分です。
昨日は、1億6000万で落札したラブズオンリーミーの16を一口3万くらいで募集するという話が出ており、上乗せしすぎで高すぎないか?と思っていたのですがこういうことだったんですね。
つまり、最初に3万円で出資したとすると、毎月の維持費など一切かからないというわけです。
なので、最初に投資したら後は馬が活躍するたびにお金が入ってくるのみになります。
まぁ、わかりやすいといえばわかりやすいシステムですよね。
維持費のせいで、実際の収支って結局どうなってるのかしっかり収支計算してる人じゃないとわかりませんから。
ただ、これだと早くに引退すると先払いした維持費が無駄になりますし、9歳とかまで頑張ってくれるとかなりお得になります。
でも、早期で引退した場合などは返金なども考えているそうですよ。
3、募集馬
募集馬は2歳馬4頭、1歳馬5頭がラインアップされるそうです。
昨日落札したラブズオンリーミーの16はリアルスティールの全妹、去年落札したベネンシアドールの15はデニムアンドルビーの全弟でライナップされています。
どちらもものすごい良血でセールで1億6000万、2億で買われた馬です。
どちらも1万分の1口でもいいから出資できたら楽しそうではありますよね。
4、その他
まだわかっていない部分で、おそらくかなり重要になるのは会費だと思います。
これで会費が月3000円とかだとおそらく論外です。
ノルマンディーの1000円くらいでも高いかもしれません。
だってそれだと1万分の1口にして低価格にした意味なくなりますからね。
500円くらいなら要検討、無料ならとりあえず入って何か1~2頭出資してみたい気がします。
せっかく、馬代金一括にして月々の支払いがないようにしてるんですから、会費部分も最初の馬代金に少し含ませてしまえばいいのかなと思いますね。
最後に1番気になるところは実際ペイできるのか?ということでしょう。
私はスターズファンドに入るときに計算したことがあります。
500口のシルクで新馬戦を勝つと1万円弱のお金が入ります。
それを1万口で計算すると新馬戦に勝って入ってくるお金はたった500円です。
一口3万円のラブズオンリーミーの15に出資したとして、新馬戦に勝っても500円しか入りません。
残りマイナス29500円です。
次に2歳500万も快勝しました!
賞金は同じくらいなのでまた500円入ります。
2勝してもたった1000円です。
まぁ実質3億円の馬に出資するんですから、こんな2勝で回収できるわけはありません。
これは別に500口でも40口でも同じです。
複数の重賞やG1を勝たないとペイはできません。
まぁ、一口馬主ってそもそもそういうものなので、回収なんてほぼ無理だよっていうことです。
そして、仮に出資馬が勝ってもたった500円入ってくるだけで、どれだけうれしさを実感できるかどうかでしょうね。
馬券で100円で10点とか買うほうがよっぽど金額が大きいですからね。
色々と面白い部分、不安な部分ありますが面白そうではあるので今後も注目していきたいです。
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500口ならいいけど10000口ならダメってものでもないのでしょう。
まあ、私はこの「超高額馬を超多口数で売る」という方針にはついていけませんけど。(笑)