隠れた人気企画のなぜ出資できなかったのか?シリーズです。
今回は2勝目を上げたインビジブルレイズを取り上げます。
この企画で取り上げる馬として大事なのは、「出資しようと思えばできた馬」なのに出資しなくて後悔しているということです。
つまり、1次満口馬は対象ではありませんし、自分の予算外の高い馬も対象ではありません。
インビジブルレイズはクレバースプリントの14という名前で募集されました。
当時の私のレビューです。
38、クレバースプリントの14 3.6万 牡 吉村 ハーツクライ 評価:C
血統は特に魅力は感じません。
ハーツ牡馬のわりに安いのはそこでしょうか。
馬体は結構ガッシリしており、成長すればダートでもよさそうです。
まぁ、今みても同じような評価をすると思います。
カタログ時点のプラス評価としては
トップ種牡馬のハーツクライ産駒の牡馬でありながら3,6万円という破格の安さ。
おそらくこの一点突破です。
マイナス点としては、とにかく血統が地味で活躍馬も少なく、特に繫殖成績が良くないところです。
自分としてはこの繫殖成績はかなり気になっていて低い評価にしました。
1次募集時はこのような感じで高い評価ではなく、当然ながら売れ残りました。
プラス点よりマイナス点を気にされた方がかなり多かったのだと思います。
じゃ、1次段階で見切りを付けて終了したのかといえばそうではありませんでした。
シルク2015年度募集馬の残口馬の検討・・・関西編・クレバースプリントの14
近況・・兄キサラギノアカリはまだ未デビュー。産駒成績が悪いので安いんだと思いますが、兄が走ってくると価格的に人気でそう。
馬体・・体は元々悪くなかったですし、がっしりしてきてスピードもありそうです。ハーツ産駒の牡馬でこの馬体なら狙ってみたい一頭です。
これは11月の記事ですが、残口馬の検討をしたこの中では一発狙ってみたい候補になっていました。
確かに繫殖成績は気になるけど、馬体も悪くないしとにかくハーツ牡馬がまだ残っていてそれが3,6万円という自分的にも大好きな価格帯だったことが要因ですね。
あけましておめでとうございます。今年の目標発表!あと1頭調教でいい馬か追加募集で良いのが出てきたら考えます。
様子見の候補としては、レースドールの14、ターシャズスターの14、シーズインクルーデッドの14、クレバースプリントの14、シルキーラグーンの14あたりを注目しています。
次に名前が出たのはお正月のブログで、ここで様子見候補として出ています。
この中で実際出資したのはシーズインクルーデッドの14で、先日惜しくも引退してしまったインハーフェイバーになります。
シルクは安い馬のほうが走るかも次に気になるのが、ハーツ産駒の2頭です。
シルキーラグーンの14とクレバースプリントの14です。
ただ、この2頭はいまだに調教動画が出てきません。
最初のカタログ動画以来何にも動画がでてこないんですよね。
売れ残ってる馬なんですから、もし順調にきてるなら少しでも売れるように動画はバンバン出してくるはず。
私が社員なら絶対そうしますよ。
それが出てこないってことは、まだ見せれる状態じゃないということなんでしょう。
そんな段階では出資はまだできません。
ここで出資するならここまで様子見してる意味がないですからね。
なので、この2頭は調教動画が出てきてまだ売れ残っていたら検討したいです。
同じ1月のブログでもまた名前が出ています。
個人的にはもう出資したくてしょうがない状態です。
しかし、その判断材料である調教動画がいつまでたっても出てこないことにイラだっているようですね。
シルクの売れ残っている馬たちの理由38.クレバースプリントの14
ハーツクライ産駒の牡馬でこの値段で売れ残ってるんですから困ったものです
血統に魅力がなく、実馬勝負なわりにまだ成長はこれからといったところです。
ただ、これからどうなるかはわかりませんので様子見は続けるべき馬でしょう。
これは4月30日のブログです。
こんな時期まで売れ残っている馬は本当に人気のなかった馬になります。
このように出資馬でもないのに、結構名前を出して取り上げています。
それだけ気になっていた馬でした。
しかし、結局出資はしませんでした。
理由は色々ありますが
1、血統に魅力無い
2、繫殖成績が良くない
3、調教は目立たず、進みも遅かった
4、馬体はガッシリしていて悪くなかったが体高が低くこじんまりとしていた
1と2はカタログ段階からわかっていたことで、3と4で逆転を期待して様子見していたのですがそこまで大きなプラスも出てこず、他の馬に出資して終了といった感じです。
この馬に出資せずに、私が出資した様子見馬はインハーフェイバーとダンスウィズユーの2頭です。
インハーフェイバーは兄のヒーズインラヴが活躍し始めたため、2の繫殖成績で差がつき調教も良かったので出資しました。
ダンスウィズユーはシンボリクリスエス産駒の牝馬というのがずっと気になっていましたが、こちらも兄にはブラックバゴという活躍馬がいて2の部分では大差があり調教も良かったので出資しました。
結果的には、この2頭と比べて既に2勝をしているインビジブルレイズに出資したほうが正解でした。
じゃあ、当時その判断をどうすればできたのかというのが1番大事な部分になります。
その観点から色々考えてみたのですが、インハーフェイバーの出資は今考えてみても妥当なものでした。
とにかく調教が良かったですし、兄のヒーズインラブが活躍してきたことと、その兄と配合が似ていること、一流の須貝厩舎であること、2,4万円という破格の安さだったこと、今振り返っても出資しないという理由がなく間違いだとは思えません。
インビジブルレイズと比較してもインハーフェイバーを優先して出資したことに間違いは見つかりませんでしたし、今でも同じ出資になるでしょう。
逆にダンスウィズユーに関しては、出資当時から半信半疑でした。
この馬は今シルクに入会するならこの馬という記事を書いたときに挙げた馬でした。
入会金無料キャンペーンのシルクで入会するならこの馬気になる点は多々あったのですが、色々こじつけて自分自身をも説得した記事でした。
そして、それだけ書いた以上は自分でも出資しないといけないだろうということで出資しました。
この馬に出資したことで予算がなくなりインビジブルレイズへの出資が無くなりました。
検討の余地があったとすればここかもしれません。
今年の募集馬を見ても、ハーツの牡馬が3,6万円というのは破格の値段です。
とくに最近感じるのは牡馬はやっぱり価値が高いということです。
今年の募集馬も牡馬はやっぱり大人気です。
そして何より見逃していた部分は、繫殖能力ばかりに注目してしまい種牡馬能力の比較が少なかったことです。
インハーフェイバーの父ワークフォース、ダンスウィズユーの父シンボリクリスエスと比較してもインビジブルレイズの父ハーツクライは格段に上の種牡馬です。
この種牡馬に変わったことで過去の産駒と比べても良い子が出る可能性は十分に考えるべきでした。
繫殖成績と一概に言ってもどんな種牡馬をつけてその成績だったのかをもっと考える必要がありました。
ということで今回のまとめとしては
・繫殖成績を気にすることが大事だが、合わせて種牡馬も検討すべきであり、過去に結果の出なかった種牡馬よりランクの高い種牡馬をつけられた場合は検討の余地あり。
・牡馬は牝馬と比べて基本的には能力が高いことが多く、勝ちあがれば牝馬よりも長く活躍が期待できるため、仮に同価格帯で同じような評価であれば牡馬を優先したほうが良い場合が多い。
・あまり絶賛しすぎて自分で出資しないわけにいかなくなるようなブログは控えるべき。
まぁ、ごちゃごちゃ言ってるけど単純にハーツクライの牡馬が3,6万円ならお得だよねっていうだけで良い気もします。
私のような低予算で掘り出し物を探すタイプの人間はこういう馬は逃したらダメなのです。
そして、出資された方はおめでとうございます、
出資者の皆さんは内心思っていることでしょう。
なんでこんなお買い得な馬がこんなにずっと売れ残ってたの?って
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この馬はとても印象に残ってます。
体高が低くってまだ募集時はバランスが悪かったです。
でもよく考えれば四月後半生まれで成長途上だったんですよね。
ハーツなのに短距離なのかなぁとも思いました。
ただとても健康そうに見えたんですよね。
この世代は苦手牝馬中心に出資強化したので、お安い牡馬はあまり目をつけていませんでした。
売れ残っていた時にチェックしていれば出資したかもです。