一口馬主にとってこの時期は1年で最も忙しい時期です。
G1もないし競馬界としては1年の中で1番盛り上がらない時期かもしれませんが、一口馬主には大事な時期なんですよね。
まずは3歳馬。
最後の生き残りを賭けた未勝利戦が心身ともに疲弊します。
勝てば最高の喜びですが、残念な結果のほうが多く辛い思いをすることが多いですね。
もちろん、既に勝ちあがっている3歳馬は秋の秋華賞や菊花賞への挑戦権を賭けた戦いもあります。
次に2歳馬。
2歳馬が続々とデビューしていきます。
新馬戦は最初はわくわく感が強かったのですが、最近は不安な気持ちのほうが強いです。
試験の結果が返ってくるような気持ち。
自信があればわくわくできるんでしょうけど、不安のほうが強いです。
それでもやっぱりデビューはうれしいですし、この2歳のうちにデビューできるということだけでも大きいです。
勝たなくてもいいから可能性の片鱗を見せてくれれば満足、そして怪我だけはしないようにという気持ちで新馬戦は見ています。
最後に1歳馬。
もちろん、この時期の大イベントである1歳馬募集です。
ただ、シルクはもう1次募集は終わり落ち着いてきました。
そんな時、個人的に楽しみにして注目しているのは募集馬たちの兄弟です。
今年の募集馬たちの1歳上の2歳の兄や姉が続々とデビューするのです。
特に若い繫殖で兄弟がまだあまり走っていない場合、繫殖成績を測る物差しが無い場合などとても大事な情報になります。
今日も2頭、募集馬の兄弟がデビューしました。
ラフアップの16の兄ランスマンがデビューしなんと新馬勝ちしました。
ダイワメジャー産駒で550キロもあり、キンシャサ産駒で大型馬のラフアップの16に似ています。
ラフアップの16は個人的にかなり高評価でしたが繫殖成績の悪さだけが気になっており、ランスマンが新馬勝ちをしたというのは大きいですね。
もう1頭は私も出資したアンティフォナの16の兄アンブロジオで新馬戦で惜しくも2着でした。
この馬はシルクの馬でローズキングダム産駒です。
私はその一つ上のグラドゥアーレにも出資しており、しっかり勝ちあがってくれています。
なのでアンブロジオも当初は出資候補でしたが、カタログ時点で馬体がかなりほっそりしていて諦めました。
様子見できれば候補だったのですが、1次で満口になってしまいましたね。
そうやって考えるとアンティフォナという繫殖は堅実に良い子を出しますね。
アンティフォナの16にも期待が膨らみました。
くしくもラフアップの16もアンティフォナの16もキンシャサノキセキ産駒です。
アンティフォナの16に出資していなければラフアップの16に出資しようか迷っていました。
それくらいどちらも良く見えました。
兄はどちらも活躍しそうですが、弟はさてどちらが当たりなのでしょうか?
どちらも当たりが1番うれしいですね。
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