3歳の出資馬は未勝利戦もすべて終わり一応の結果が出ました。
なので、ここで一度総括しておきたいと思います。
この世代、私は過去最多の9頭も出資しました。
そのうち勝ち上がりは5頭、勝ち上がり率は55%ほどとシルク馬の平均といったところでしょうか。
私は勝ち上がりを重視しているので、正直言えば満足できる結果ではなくかなり残念です。
この中でも惜しい2着のあった馬が2頭いて、この2頭が勝ち上がっていれば77%となり大満足だったとも言えます。
逆に言えば、最後ギリギリに勝ち上がったサルダーナが勝てなければ44%となっていたわけで考えると恐ろしいです。
1頭勝ちあがれるかどうかは、本当に大きいことだと実感します。
それでは、簡単に1頭づつ見ていきます。
【勝ちあがれた馬】
・ヴァンクールシルク 一口7万円
1次抽選で当選
ドラフト2位で欲しかった牡馬。
姉のクードラパンにも出資していたこともあり、申し込むのは当然の気持ちだった。
勝ち上がるまでは問題なかったが、その後足元に不安、そして喉なりも発症し、現在ノドの手術中。
かなりの大型馬でもあり、足元、ノドと大型馬に出やすいリスクが出てしまった。
・ポールヴァンドル 一口3,2万円
1次で無抽選で出資
抽選にならないことはわかっていたが、絶対に欲しい馬だったので1次から申し込み出資。
名付け親にもなることができ、走りも堅実でこの世代の出資馬のエースになってくれた。
紫苑Sで3着に入り秋華賞へ。
・インヘリットデール 一口4,4万円
1次抽選で当選
この世代のドラフト1位を見事に当てた。
デビューも遅れ、勝ち上がりにも苦労したがやっとのことで勝ってくれた。
500万でもすぐに2着と今後が楽しみな一頭。
まだ一度も3着を外していない堅実な馬。
・グラドゥアーレ 一口3,6万円
11月末に警報が出て出資
こちらもなかなか勝ちきれなかった1頭。
5連続1番人気になるほど期待は高かったが2着が多く8月にやっと勝ち上がり。
これからもっと頑張ってくれると思う。
・サルダーナ 一口2,8万円
第3回追加募集後に出資
予算的にポイントなど計算するといけるなということで出資。
当時ルーラーシップ産駒が活躍していたことも要因。
追い込み一辺倒なタイプなため展開などに左右されてなかなか勝てなかったが8月末に勝ち上がり。
【勝ちあがれなかった馬】
・デビュースマルト 一口3万円
1次で抽選かもしくは実績
3戦してすべて大差の最下位。
出資馬の成績としては今後これ以上は無いものと信じたい。
ノド鳴りがひどく、直線もたずに失速してしまうのでどうしようもなかった。
手術もしたけど改善せずに引退。
調教や馬体を見てもこんなはずないのになぁと思うけど、競争能力とは関係なくノド鳴りで呼吸ができなくなるので厳しかった。
・ダーリンガール 一口2,4万円
10月に出資
ブログでこの馬について熱く語ったら翌日いきなり警報が出て焦って出資。
私のブログが少なからず影響があったのかなと思うと、勝ちあがれなかったことは申し訳ないです。
勝ちパターンに持ち込んで逃げ馬を捕らえきれずに2着に終わったレースだけが本当に悔やまれる。
あれが差しきれてたらと今でも悔しい気持ち。
・インハーフェイバー 一口2,4万円
1月末にじっくり様子見をしてから出資
価格、調教、厩舎、兄の活躍など色々な要素で文句なしで出資した。
やっぱり痛かったのは骨折で使えなかった時期。
復帰してからはずぶいながらも最後の直線の脚はなかなかのものだった。
この馬もすごい脚で追い込んでの2着があっただけに勝ち上がっても全然おかしくなかった。
・ダンスウィズユー 一口3,2万円
5月に出資
調教の動きもよく色々不安もある中思い切って出資。
芝の中距離かなと思って出資したものの適性が最後までわからずに引退
この馬に関してはいろいろと反省点も多い
この世代をふり返ってみると1次募集で欲しかったドラフト1位と2位が取れました。
7万円と4,4万円とそれなりの価格の馬をしっかり確保したこともあり、残りは馬は格安の馬ばかりとなりました。
それは前年のクードラパンやロッテンマイヤーなど安い馬で結果が出ていたこともあり、過剰に価格の安さを重視しすぎたことは反省点として挙げられます。
勝ちあがれなかった馬は、4頭とも3万前後から2万円台のかなり安い馬です。
その結果を見ても値段を気にしすぎたというのは1番の反省点でしょう。
次に、もともと不安のあった馬が結果が出なかったというのがあります。
例えば、ダンスウィズユーに出資したときシンボリクリスエス産駒の牝馬はいまいち結果が出ていないことを自分でも力説していました。
また、この世代の名物ともなったファルブラヴ産駒ですが、牡馬は結果が出ておらず、セン馬が何頭か活躍しているだけでした。
このことは、様々なブログでも指摘されており私もなんでフェルブラヴの牡馬ばっかり募集してるんだと書いた記憶があります。
それでも結局、馬体がいいだの言って出資したのがデビュースマルトです。
その後、ダーリンガールにも出資し、なぜかそこまで良い種牡馬でもないファルブラヴ産駒を2頭も出資したのは自分でも反省すべきだと思います。
ただ、自分の出資しなかったファルブラヴ産駒の牡馬3頭は皮肉にもしっかり勝ち上がっています。
ブラヴォバンビーノなんて先日2勝目をあげましたし、問題なのは私の目であってファルブラヴ産駒は結果は悪くありません。
あとは大型馬に出資しすぎたこともあるでしょうか。
500キロを軽く超える馬が多く、そのせいか喉鳴り、骨折、足元の不安に悩まされる馬が多かったです。
喉鳴りはもうそれだけで能力は発揮できませんし、骨折は大事な時期を半年近く使ってしまうのでレースで換算すると3~4レース使えなくなります。
その影響でインハーフェイバーなどは芝で一回くらい見てみたかったのですが使えませんでした。
まぁポールヴァンドルなんかも530キロ前後の大型牝馬なので、でかいことがイコール悪いわけじゃないのですが、リスクが高まるというのは実感です。
まとめると、この世代は1次で欲しい馬も取れたので、その後安い馬を中心にポツポツと追加していきました。
それ自体は理想的な出資の形で、今の1歳世代でもそういう感じになっています。
ただ、結果を見ればやはり反省すべき点も多いです。
1、安さを重視しすぎたこと
2、雌雄で成績の差のある種牡馬で結果の悪いほうに出資したこと
3、ファルブラヴ産駒に2頭も出資したこと
4、大型馬に多く出資したこと
特に1と4は結果論的な部分もあるのですが、2と3はもっと考えるべきだったと思います。
2なんかはステイゴールドの牝馬には絶対に出資しないルールにしていた自分としては反省すべきことです。
もちろん活躍する可能性はあるのですが、確率を下げる行為なので自分的にはNGでした。
ただ、やっぱりどれも結果論な部分はあります。
3なんかはさっきも書きましたけど、自分の出資馬以外はむしろ活躍してますからね。
それでも一応反省点としてはこのあたりかなと思います。
全体としては、勝ち上がり率は平均止まりですし、かなりギリギリになって勝ち上がった馬も多く厳しい世代だった印象です。
それでも、ポールヴァンドルのようなG1に出てくれるかもしれない馬もいますし、勝ち上がった馬はまだまだ期待の高いのがそろっています。
反省すべき点は反省し、うまくいったところは継続し、様子見している1歳馬の出資を続けていきたいと思います。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
いつもしっかり反省されていますね。
今回は巡り合わせもあったかもしれませんが、同じクラブで多頭数出資するとどうしても勝ち上がり率は悪くなっちゃいますよね。
各クラブの活躍馬の出現率を考えると最高でも各クラブ5頭ぐらいがいいかなと思ってます。
そう言いながらワタクシはこの世代シルクで12頭も出資しちゃいました(苦笑)
過去最高頭数です。
実績制度の弊害で当時は気になるなら出資しちゃえって感じでした。
結果は12頭出資して8頭勝ち上がり。
まーくさんと同じで、これって思って出資した馬は2勝していて、不安を感じつつ出資した馬が未勝利引退でした。
2勝馬はナイトバナレットとイストワールファムとブラヴォバンビーノです。
モンドインテロに出資しておきながら、重賞勝ちの弟に出資しなかったのはやっちまった〜でした。
未勝利引退はお気に入り出資のマーフィーと2歳でデビュー前に心臓麻痺で死んだロックローモンド、そしてご一緒のインハーフェイバーとパールズシャイン。。。
牡馬は兎も角牝馬選びはは非常に苦手で、今回敢えて牝馬は増やしたものの結果はやっぱり・・・でした。
あとファルブラヴ牡馬とかの逆張りも好きですね(笑)
まあ失敗も多いですけど私は反省しても懲りない性分で (^^;;
まーくさんは失敗を糧に良い方につなげて行ってくださいませ。
データの蓄積は必ず役立つと思います(^.^)v